本文へスキップ

5分で読めて、最後にひとひねり。毎日ひとつ、短編をお届けします

深夜の貨物駅

1 STORIES
ふしぎ約3分で読める

線路は夜を蹴り上げる

終電が消えた後、貨物駅は誰のために残るのかと、彼はポイントを撫でた。汗と錆の匂いの向こうで、古い得点板が無人のまま一点を足していた。届かない歓声が、闇の底で網を鳴らす。まるで夜そのものが得点を…

2026.09.28 01:05 配信